TOKYO MARATHON 2016が2月28日(日)に行われ、奥野有紀子が出場しました。
奥野は昨年、初マラソンとなる大阪国際女子マラソンで2時間32分41秒で走っており、今回はそのタイムを上回り、2時間30分を切ることを目標にトレーニングを積んできました。
レース前の様子
ランクラOG(平田裕美さん、藤永佳子さん、加納由理さん、山内美根子さん)
レースはハーフまで目標とする設定ペースで走ることができましたが、その後足裏に水膨れができはじめ、脚は徐々にダメージを受けていき、後半は我慢の走りとなりました。
日本人女子先頭を走る奥野
少しでも速くゴールして自己記録を更新したい!という強い気持ちを持ち続けゴールを目指し、結果は2時間30分を切ることはできませんでしたが、見事、自己記録を更新する2時間31分17秒のタイムで10位、日本人1位の順位でゴールしました。
今回のマラソンに向けてのトレーニングによる疲労と体調不良で、1月に出場した全国都道府県対抗女子駅伝では、本来の走りとはかけ離れた納得のいかない走りになってしまいましたが、今回のマラソンで自己記録が更新できて自信を取り戻し、次の大会に繋がる走りをすることができました。
記者会見前の一枚。安養寺監督
表彰式の様子
奥野のコメント
今回は2時間30分切りを目標にしていたのでタイムは少し悔しいですが、自己べストを更新できたのは良かったです。
はじめは凄く楽に走ることができましたが、中間点辺りから足がきつくなってどんどんペースが落ちてしまいました。この1ヶ月は練習を積んで、全くなかった自信を少しだけ取り戻すことができました。でもマラソンはもっとしっかりと練習をしなければ後半まで維持するのは難しいと改めて実感しました。まだまだ力がないので、これから継続して走り込んで一歩一歩ステップアップしていきたいと思います。
いろんな方に支えてもらってこの東京マラソンのスタートラインに立つことができました。
これからも日々感謝の気持ちを持って頑張ります。本当にありがとうございました。
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今後とも資生堂ランニングクラブの応援をよろしくお願いします!
順位 | 出場者 | 所属 | 記録 |
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1位 | ヘラー・キプロプ | ケニア | 2゜21'27"(NCR) |
2位 | アマネ・ゴベナ | エチオピア | 2゜21'51"(NCR) |
3位 | エドナ・キプラガト | ケニア | 2゜22'36" |
4位 | アベル・ケベデ | エチオピア | 2゜23'01" |
5位 | ベルハネ・ディババ | エチオピア | 2゜23'16" |
6位 | シュレ・デミセ | エチオピア | 2゜25'04" |
7位 | アシェテ・ディド | エチオピア | 2゜25'50" |
8位 | マヤ・ノイエンシュワンダー | スイス | 2゜27'36" |
9位 | イザベラ・アンデション | スウェーデン | 2゜30'02" |
10位 | 奥野 有紀子 | 資生堂 | 2゜31'17" |